ワークショップの受け入れ

 この日はS.A.I.という、舞台美術関係の団体主催のワークショップが行われました。ワークショップ自体は土日なので、森の作業メンバーはワークショップの対応と、通常作業に別れましたが、3人だけの作業で11段分の階段作りを敢行!かなりハードな作業内容になりました。















 午前中からほぼ無風状態で、気温も湿度も高く、今回の作業箇所はそれほど標高もないこともあって、気持ちのいい風も吹いてきません。おかげで動くごとに大汗をかく状態。頻繁に水分補給と休憩を入れ、何時もより少し長い時間を延長して作業をしました。

























 一方ワークショップはメインフィールドを自由に使ってもらい、「森」をテーマにパフォーマンスや、舞台美術についての課題が各ナビゲーターから与えられて、参加している皆さんは身体をフルに使い、ノビノビとワークショップを行っていました。















 初日の講評の時、参加者からの話で印象的だったのが、音の聞こえ方やものの見え方が、都市空間での感じかたとは違うという指摘。また、何処か外国行った時と同じ感覚になるとの感想のふたつについて。自分にとっては日常の空間なのですが、参加者からは非日常空間なのでしょうね。多くの参加者は最初は戸惑いながらも、徐々に身も心も「自然」に順応していたようです。
























 
 このようなご意見やお話しを聞くと、これからの活動において、森の違った可能性も引き出していく必要があるのでは?と考えさせられます。確かに森林整備も大切ですが、森の良さを知ってもらえることも必要ですね。