遊歩道のチェックと林班踏査

 この日は午前中から降水確率が高かったので、遊歩道の改良、修復作業など土木作業をせず、遊歩道全週で安全に歩くことが出来るかのチェックをしました。事前に竹杭を作り、その杭をチェック箇所に打っていくのですが、以外と倒木や浮き石が多い事に気付きます。その場で動かせるものは歩きに支障が無いようにしておきます。

 数人で足下に注意を注ぎながら歩いていると、「ここには階段が必要なのでは?」という箇所が新たにでてくるものですね。増設と新規の計画で総階段数は60段くらいになるでしょうか。こうして土木作業を必要とする箇所は必要に応じて増えていきます。

























 チェックの途中、ちょっと気になる尾根道をみんなで歩いて行くと、人工林に囲まれた落葉広葉樹が広がるエリアへ分け入り、そのまま歩いて行くと手入れのされたヒノキ林に出ました。何時も通っている林道から林冠部分が見えている場所なのですが、実際に林内に足を運ぶと適度に間伐された明るい林でした。周囲に複数の所有者が入り組む山なので、このように「他人」の山を見ると、良くも悪くも刺激を受けます。

























 こちらも間伐をする予定ですが、一部はかなりの年数放置されていた状態の林班なので、普通より作業が大変だと考えています。また所有者と境界がハッキリしない箇所も多くあるので、丁寧に処理する必要があるでしょう。