重機を借りて作業道作り

 森林整備作業の効率化を図るため、重機を使ってチッパーシュレッダーが安全に自走できる作業道を付けました。全長約70m、幅員が約2.5mで、軽トラでも問題なく入れます。この先にある谷間の平地には、もやかきや除伐で生じた残材があり、効率よく処理するためにはチッパーシュレッダーを集積場所まで近づける必要がありました。これで一気にチッパー作業が進みます。

























 今回借りていた重機は、ザウルスロボという名前のバケット機能にグラップルは付加されたもの。一件優れもののように思いましたが、「まあ、こんなものかな?」といった感想……。それでも本格的な林道敷設作業ではなかったので大きな不満はありませんでした。

























 道を付けながら、橋の修繕用に残してあった間伐材を拾い集め、ちょっとひ弱なグラップルを使い橋の幅員拡大作業も完了。ただ太さが揃っていないのでこれでは歩きにくい。後日踏み板を追加して、リニューアルする予定です。

























 都合5日間でしたが、予定していた作業内容を無事にこなしました。今後の活動での重機導入は大いに可能性があることが確認できましたが、それに伴って高額なリース料が掛かることは事実。助成金などを有効に活用していきながら、もう少し森の整備を進めていくためにも、重機を有効に使えるように出来ればと思っています。