森林整備

台風15号被害の爪痕

久しぶりに関東に上陸した台風15号。ニュースで渋谷の街路樹が倒れた映像を見たりしていましたが、自分たちの山でも同様なことが起きてしまいました。たまたま視察のアテンドがあり、作業メンバーと一緒に周遊道を案内していたところ、周遊道の約半周あたり…

重機を借りて作業道作り

森林整備作業の効率化を図るため、重機を使ってチッパーシュレッダーが安全に自走できる作業道を付けました。全長約70m、幅員が約2.5mで、軽トラでも問題なく入れます。この先にある谷間の平地には、もやかきや除伐で生じた残材があり、効率よく処理するた…

遊歩道のチェックと林班踏査

この日は午前中から降水確率が高かったので、遊歩道の改良、修復作業など土木作業をせず、遊歩道全週で安全に歩くことが出来るかのチェックをしました。事前に竹杭を作り、その杭をチェック箇所に打っていくのですが、以外と倒木や浮き石が多い事に気付きま…

遊歩道整備

高尾100年の森には、尾根道を利用した遊歩道があります。2007年に整備を始めたころからある階段などは、一部傷みも出始めてきたので補修をしなくてはなりません。まず適当な太さの間伐材で杭を作ります。ひたすら鉈を使って先を尖らせるだけの作業なのですが…

暑い盛りの下刈り三昧

林業での下刈り(下草刈り)とは、造林木の生長の妨げになる草や灌木などを刈り取ること。しかしここでは景観林としての整備が比較的多いので、林業本来の下刈りとはちょっと違った感じの作業になります。 以前ひとの手が入ったものの、しばらく放置された平…

竹林整備とゴミ問題

引き続き間伐予定地に侵入しタケの伐採作業を行った。間伐対象地となる林縁部がはっきり分かる場所を目標に、延べ2日の作業でかなり整理できた。と同時に、処理した材をどのように利用するのか?という問題が……。 現在のところ、「竹細工」、「竹炭」程度の…

スギ林のなかの竹

先日現調を行ったスギ林の一部は竹林と隣接していて、その竹が一部侵食しています。恐らく作業が始まれば、竹は間伐作業時に伐採作業員によって処理されることになるでしょう。しかしそれはちょっともったいないで、作業が始まる前に整理してしまうことに。 …

間伐作業をお願いしました

この日病院裏の人工林で、間伐作業をお願いする森林組合の職員によって現地調査が行われました。その内容は主に作業する範囲を決め、外周となる木にテープを巻いていきます。そして後日、このテープを目印として測量が行われ、作業面積が求められます。それ…

ちょっと扱いが難しい整備箇所

人工林の除間伐というと、比較的目的がハッキリとしているのですが、その範疇にないような整備箇所もあります。去年から引き続きの作業として手入れをしているこの整備箇所は水が集まる「谷間」で、過去にその水が流れた跡なのか、地面に所々溝が走ってるよ…

今年の作業初日

山開きはすでに済ませ、森林整備作業が本格始動しました。今年は除伐、間伐といった森林整備作業だけではなく、もう少し「山林」を楽しむための施設や、場所作りにも積極的に関わっていくことにします。その手始めとして、定番とでもいうべき、炭焼きをして…

明るくなる林内

先週に引き続き、病院裏の除伐作業。背丈を超えるアオキやシノダケを切っているだけなのですが、樹間を通った太陽の光が林地内に入ってくるのがハッキリとわかります。さらに間伐作業を進めることで、明るくすっきりした林になることは間違いありません。残…

先週に引き続き事務所裏で作業

今回も事務所裏手の山林で作業でした。本当なら刈払い機で作業するのが効率も良いし、林業のプロなら絶対にそうすると思います。しかし私たちは鉈と手鋸で地道に作業を行っています。その理由としてはまず礫石が多いことと、斜面が急なので足下が安定しない…

新たな森林整備箇所

今回新しく森林整備の場所として加わったのは、事務所の裏手とまさに目と鼻の先の場所。そもそもこの場所を整備するきっかけになったのは、川を挟んでお向かいの病院からの「鬱蒼としていてきれいな山に見えないので何とかして欲しい」、「倒木が川を越えて…