新たな森林整備箇所

 今回新しく森林整備の場所として加わったのは、事務所の裏手とまさに目と鼻の先の場所。そもそもこの場所を整備するきっかけになったのは、川を挟んでお向かいの病院からの「鬱蒼としていてきれいな山に見えないので何とかして欲しい」、「倒木が川を越えてきそうなので何か対処してもらえないか」というお話しがあったから。事前に林内を見て回り、除・間伐が必要であることは確認済みだったのですが、このような指摘をされると少しでも早く対処するに、こした事はありません。
 ただいろいろと問題も浮上してきました。まず「土砂崩壊防備保安林」指定された場所であること。間伐など立木の伐採に制限があるので、伐採許可を受けてからの作業になるでしょう。また、作業が可能になったとしても、斜面が比較的急なことと、チルホールといったハンドウインチで伐採木を起こしたり、掛かり木の処理をしながらの作業が必至。われわれの作業経験と装備の問題から、作業を安全に出来るのか不安があるので、ここは森林組合に相談をしようと思います。それでも何もしない訳にはいかず、とりあえず作業許可のいらないササ刈りや軽微な下草刈りといった作業を進めて行きたいと思います。
 隣接する竹林は、長い間全く人の手が入っておらず、多くが谷側にしなだれていてひどい状態のまま。川辺には産廃が捨てられていて見るも無惨。。こちらも対策を考えなくてはなりません。幸い、八王子市には産廃処理でご協力いただいた事があるので、こちらも近いうちに相談に伺おうと思います。